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白内障手術の流れについて詳しく説明いたします。 ●白内障とは1.白内障とは、水晶体というカメラのレンズに相当する組織の混濁のことです。 2. 40才頃より出現し年齢と共に徐々に進行していきます。 3. 水晶体の中心部分(光の通り道)に混濁が出てくると、カスミ、眩しさ、視力低下等の自覚症状が始まります。 4. 徐々に進行すると、眼鏡を使っても新聞が読めない、テレビもかすむという状態になり、 5. 手術は混濁した白内障を超音波の器械で細かく砕き、 6. 白内障の手術は、御自身が不自由を感じない場合は、急いで手術する必要がありません。 特に白内障は指の数が分からなくなるまで放置さえしなければ手遅れになる事のない手術なので ●白内障手術の手順1.水晶体の表面(前嚢)に丸く穴を開けます。
2.混濁している水晶体の核・皮質を超音波の機械を用いて破砕、吸引します。 4.人工水晶体を透明になった袋(水晶体嚢)に挿入し固定します。 当院での白内障手術は、火・木曜日の午後、院長と看護婦3名で行われています。 ご覧の通り大半の患者さんは、手術前に比べ白内障の手術をする事によって良好な術後視力を得ることが出来ています。 ただし、なかには、手術前とほとんど同じ視力であったり、ほんの少ししか視力の改善が認められない患者さんもいます。 その原因としては、 これらの手術後の視力のあまり改善しない患者さんでも、手術をする事で、白内障によるカスミ、暗さから解放され明るく見易く感じています。全ての患者さんに対し、手術前に詳細な検査を行いますので、手術しても良好な視力が得られないことが事前に判明する患者さんも居ます。 手術した方が良いか、手術せずに様子を見た方が良いかは、一人一人医師と良く相談して決めることが大切と考えます。 |
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